今日は一般住宅の機械換気方法とパッシブ換気システムを比較してみます。
パッシブ換気システムで驚いたのは、モデルハウスを見学した人はわかると思いますが、
結露が極めて少ないと感じたことです。
結露がこれだけ少ないのは、パッシブ換気システムにあると思います！
冬季の結露対策として、
換気を行うことで、室内の水蒸気量を減らすことがもっともよいと言われていて、
一般住宅の場合、気密化され自然換気(隙間風による換気)が少ないため、機械で換気されています。
機械換気の設置は義務づけられてますが、
機械換気の多くは、設計施工不良と保守不良(フィルターの清掃などのメンテナンス不足)で
本来の能力が出てないと思います。
換気はその能力が不足してもほとんど気がつかないことが多いのではないでしょうか？
モデルハウスは、パッシブ換気といわれる自然換気システムで、
部屋全体の換気だけでなく、自然熱対流を利用して暖房循環も同時に行なうことが出来ます。
原理を簡単に説明すると、室内外の温度差による空気の浮力を利用して換気を行なうもので、建物の一番高い所に排気口があれば
室内の空気はそこから出ようとし、建物の床下にある給気口から外の冷たい空気が入って、軽い空気を押し上げようとします。
床下には家全体に見合った熱源(エアコン)を設置し、冷たい新鮮空気はエアコンで予熱され１階に出てきます。
上下の高さと内外の温度差が大きければ大きいほど、この力は強くなり
建物の隅々まで空気を循環させるように設計されてます。
このパッシブ換気システムは、内外の温度差があれば自然に起こるので止まることがなく、機械ではないので、メンテナンスも少なくすみます。
まだパッシブ換気システムを体感したことのない方は是非モデルハウスに遊びに来てください(^o^)／
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アークホーム
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今日は一般住宅の機械換気方法とパッシブ換気システムを比較してみます。